「アラフォーの恋愛」は、自分の好みを思い出すことが大事!まず自分を真実を知ることこそ恋愛の成功の鍵となるらしい!?
女性が言う「私はモテない」とはどの状況を指すのか?
「私、モテないから」は、女性が頻繁に口にする言葉のひとつです。
男性から見た場合の容姿がハイレベルな女性、女性から見たスタイルがハイレベルな女性はもちろん、どう考えても並、または並以下だとしても同じように口にします。
この言葉の意図は、ただの謙遜ではありません。
真の意味は、「自分のタイプじゃない男に声をかけられたとしても、「それはモテるとは言わない」ので、ノーカウントになります。
つまり、通常のナンパや最近流行の相席居酒屋などでは、「タイプではない相手」から声をかけられるので、「酔った勢い」や、「その場のノリ」で、会話をすることはあれどもその記憶は、睡眠とともに忘れ去ってしまう。
つまり、「自分のタイプ」でない限り、女性は「幸せを感じ得ない生き物」と言っても過言ではないのです。
しかし、10代や20代だと「勘違いもまた好きになる要素」なのですが、アラフォーとなると「自分はこうだ!」と決めつけてしまう傾向もあるようで、さらに複雑化していくのです。
「華の会メール」に参加している37歳/OL/キャリアに聞いた「上手くいった話」
「これまで女性の幸せも、会社の中で地位を作ることと思っていました」と語るのは、32歳でキャリアの道を着々と進んでいる陽子さん(仮名)。
「仕事の肩書きを知っている人たちとお酒の場に行くと、誰もが丁寧に接してくれるし、それはそれで楽しいんですけど……」、幸せそうな会話の締めが否定形になり、顔を曇らせた。
「学生時代の友達との飲み会に行ったとき、羨ましがられつつも、友達のほうが幸せそうに見えたんです。旦那様がいて、子どもがいて、自分の悩みよりも家族の悩みのほうが大事……『私にはない』と、その夜は家に帰ってからドーンと落ち込みましたね(笑)」
自分の理想とする幸せを思い出すきっかけになった飲み会
失礼ながら、彼氏の存在を聞いてみると、「30歳前まではね、意外とモテたんですが、そこからは全くモテない」とのこと。
「容姿の好みはないんです。ただし、身長が高くてスラっとしていて、話を聞いてくれて、エスコートしてくれるタイプ……甘えさせてくれる人が好き」な陽子さんだが、自身の地位がアップするにつれて、「そんな男性とめぐり合わなくなりました」。
モテるとはかくも重要なことで、しかもタイプに声をかけられないと、「私は女として見たらオワコン(笑)」となるほどだったわけです。
「それで、友達との飲み会の翌日、目を覚ましたときに、「そういえば!」と、「華の会メール」の存在を思い出した。
「自分のタイプを書き込めるし、会う前にお互いにチェックができるのが、今の出会い激減というか、枯渇(笑)した私にはあっていると思いましたね」
そして、現在は……?
「身長と話題がポイントだから、チェックしていけるのでよかった。たぶん、向こうもそう思っていますよ(笑)。お仕事の私は、自分で言うのもなんですが、割と(かなり?)厳しいと思うんですが(笑)、ひとたびプライベートになると、甘えたがりなんです。だから、なんとなくでも寄りかかれるタイプが好き。そして話を聞いてくれる人が見つかりました!」と幸せそうな笑みを、最後には浮かべてくれた。
厳しいときの陽子さんも見たい気がするが……?
「見ないほうがいいですよ(笑)。男女関係なく、なんなら上司だってミスと思ったらけちょんけちょんにしますから(笑)。自分でも『私、こええなぁ』と思うぐらい(笑)」
いろいろ言われるご時世ですが、やはり女性は「自分の好きな人の前がリアル」なことが分かる取材でした。
アラフォーでもアラフィフでも勝ち組になる男女は存在するのです!
その人にとって、『何が幸せ』なのかは、他人には測れないことが多いです。
しかも、「昔はできていたこと」が、仕事や、生活環境の変化によってできなくなり、「自分はダメだ」と卑下する人は増えています。
「華の会メール」という、出会いのサイトに加入することで、「女子として自分が男性に求めていた部分」を再発見した今回の取材に登場してくれた陽子さんのような場合もあるわけです。
どれが正しいとかではなく、それぞれの幸せを探すことが重要だとするならば、自分に無理なくいられる「リアルな好み」を知ることはとても大事ということ。
男の女の関係が、「心理戦を制したものが勝者」であるのは、いくつになっても変わらないのです。
取材協力/華の会メール:http://hana-mail.jp/wws